量子化学講義資料
2023年7月10日
学部講義コース、量子化学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲのハンドアウト（2022年度）
東京大学名誉教授
東京大学アト秒レーザー科学研究機構・特任教授
山内 薫
2022年度の末に東京大学を退職するまで、私は26年にわたって理学部化学教室にて学部学生のために量子化学の講義を担当してきました。東京大学理学部化学科の学部2年生を対象とした量子化学Ⅰ（冬学期）、学部3年生を対象とした量子化学Ⅱ（夏学期）、学部3年生を対象とした量子化学Ⅲ（冬学期）の講義時に学生に配布してきたハンドアウト（いずれも2022年度のもの）をダウンロードできるように用意しました。
ハンドアウトには理解を助けるための多くの練習問題が掲載されています。その問題を解きながらハンドアウトを読み進めれば、講義の形での解説が無くても十分に理解ができるものと思います。
学生の皆さんが、このハンドアウトを量子力学および量子化学の学習のために役立ててくれることを期待します。また、大学教員の方々が、関連する講義などで役立てていただけるとありがたく思います。なお、何らかの形でこのハンドアウトの記述やデータなどを使う場合には、それがこの量子化学講義コースのハンドアウトからのものであることを明示してください。また、これらのハンドアウトを別のウェブサイトに公開したり、他の人に配布したりすることが無いようにしてください。
量子化学の講義シリーズを支えてくれた、加藤毅准教授、山田佳奈助教、廣井卓志助教（現、芝浦工業大学准教授）、Erik Lötstedt 准教授に感謝します。
なお、いずれの講義も英語で行われていましたので、ハンドアウトは英語で記述されています。英語のテクニカルタームに親しむためにも役立つものと思います。
